九州 特集|さぐるコレクション

この絵本は、実話を基に作られています。熊本県の食肉加工センターで働く坂本義喜さんが、実際に体験したお話です。坂本さんとお子さんとのやりとり、牛のみいちゃんと女の子の別れ、そしてみいちゃんの涙。このような現実があることを、そしてこうした現実の上に私たちの生活があることを、この読み聞かせを聞いて知ってください。そして、私たちは動物の命をいただいて生かされているということを改めて考えてみてください。

想像してみてください。食卓に並べられたその肉に、その野菜に輝く命があったことを。
シリーズ・食卓の向こう側|いのちをいただく


この絵本は、実話を基に作られています。熊本県の食肉加工センターで働く坂本義喜さんが、実際に体験したお話です。坂本さんとお子さんとのやりとり、牛のみいちゃんと女の子の別れ、そしてみいちゃんの涙。このような現実があることを、そしてこうした現実の上に私たちの生活があることを、この読み聞かせを聞いて知ってください。そして、私たちは動物の命をいただいて生かされているということを改めて考えてみてください。

語り手|徳永玲子インタビュー|この絵本を読んで、色々な事に気付きました。

私の実家の近くには食肉加工センターがあります。その側にちっちゃな川が流れているんですけど、加工センターから血の色をした水が流れている時があったんです。それを見て、「やだなぁ」と思っていました。
夜になると、牛か豚かわからないんですけど、すごい声が聞こえてくることもありました。なんとなくわかるんでしょうね、明日どういうことが起こるのか。人の叫び声のような悲しい声が聞こえてくるんです。その度に、「やだなぁ、なんでここに住んでんだろう。なんでここに加工センターがあるんだろう。」と、ずっと思っていました。

でもこの絵本に出会って、「・・・しまった。」と思いました。お肉をおいしく食べている自分が、ここで処分された牛や豚、そしてそこに係る人々に思いが至っていなかったことに気がつきました。様々な過程と思いの上に、私たちの"食"が成り立っているんですよね。

働く人がどんな思いでお仕事していらっしゃるのか。ましてや、小さい頃からかわいがって育てた生産者の方はどんな思いで出荷なさっているのか、この読み聞かせを聞いて初めて知った方も多いと思います。

徳永玲子(とくなが れいこ)|キャスター・パーソナリティ
KBC九州朝日放送「アサデス。」のメインキャスターをはじめテレビ・ラジオパーソナリティとして福岡を拠点に活動中。
また舞台女優としても活躍しており絵本の朗読会(読み聞かせ)も精力的に開催している。

私自身もその1人ですし、”いのちをいただく”ということについて、「いただきます」「ごちそうさまでした」の意味を改めて考えるいい機会になりました。ですのでこの動画をご覧頂いた皆さんも何か感じ取って頂ければ嬉しいですし、親子で、学校で、そして職場で"いのちをいただく"について話し合うきっかけになればな、と願っています。
また、文章はもちろん絵がとっても素敵な本ですので是非手に取ってじっくり読んで頂きたいですね。聞くのとはまた一味違った気持ちが芽生えると思います。それからお子さんがいらっしゃる方は、是非お母さん、お父さんの声で読んで聞かせてあげてください。このお話を聞けばきっと、人の心の痛みがわかる優しい大人になるだろうな、と思います。それだけの影響力がある、素晴らしい絵本です。

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